【タイ】健康|効果を実感!アバイブーベ(Abhaibhubejhr)の歯磨き粉『HERBAL TOOTHPASTE』。
2017/12/29
タイで購入した、アバイブーベ・ハーバル・トゥースペースト(歯磨き粉)を使ってみたら、歯の表面がつるつるに、歯茎の状態も良くなってびっくり!のお話です。
Contents
『アバイブーベ』ブランドとは?
『チャオプラヤ・アバイブーベ病院』がプロデュースするオーガニックハーブ製品のブランド『アバイブーベ』。
このマーク↓が目印です。
医療施設ができる以前のタイでは、人々は体調がすぐれないと寺院へ行き、マッサージや薬草(ハーブ)を使った治療を受けていたそう。(だからワット・ポーなどの寺院でマッサージが受けられるんですね!)
そのようなタイの伝統的な医療技術・知見と、西洋のそれらを統合した医療の研究・教育の場となっているのが現在の『チャオプラヤ・アバイブーベ国立病院』。国家的支援を受けるこの病院はハーブ医療実践の場でもあり、プレミアム・オーガニック・ハーブを用いたケア製品を使って施術治療を行っている、とのこと。
15年ほど前に初めてタイを訪れたときには、そんなこととは露知らず、『なんか怪しげ…』と手を出さなかったアバイブーベ製品ですが、調べてみるとちゃんとしたところが真面目に作ってるものだったとわかり、後になって"もったいないことをした…"と後悔。。以来、訪タイする度にアバイブーベのコーナーの前で1時間くらい費やすほど興味津々のハーブ製品ブランドなのです。
アバイブーベ(Abhaibhubher)の歯磨き粉『HERBAL TOOTHPASTE』を購入
バンコク滞在中、日本から持参した『GUM』の歯磨き粉が切れてしまったのを機に、『チャンス到来!』と購入してみた、以前から気になっていたアバイブーベの歯磨き粉『HERBAL TOOTHPASTE』。
お値段45バーツ(約146円)。
ハーブ入りの歯磨き粉は、かつて一度だけ使用したことがあったのですが、
『歯磨き粉』の固定観念がひっくり返る色と味に脳ミソが混乱をきたしてしまい、継続使用に至らなかった…という経験があります。
そういう経験がありつつも、アバイブーベのハーブ歯磨きを購入したのは、年を経てハーブ製品に対する興味が高まってきていることと、手を焼いている歯茎の状態改善にちょっとでも効果が現れれば…という、うっすらした期待感から、でした。
歯茎の状態が悪い筆者…
ここ5年ほど、事あるごとに右側奥の歯茎(はぐき)の状態が良くないと歯医者さんに指摘されてきた筆者。
状態が良い左側と比較すると、明らかに歯茎が痩せていてしっかりした硬さが無く、"葉の根っこが支えられている感"が薄いのが、レントゲンを見るまでもなくわかります。
一番状態がひどいときには、何もしていなくてもズキズキ歯茎が痛んで痛み止めを飲まなきゃいられないほどでした。(歯茎が痛くなるなんて!と自分でも驚きでした…)
歯そのものと違って、"歯茎の状態改善"って積極的にできることはあまりなく、せいぜい口の中を清潔に保つくらいしかできないので、歯磨きとマウスウォッシュで頑張ってはいたのですが、現状維持がせいぜいで、"改善"にまでは至りませんでした。
そんな筆者が、アバイブーベ(Abhaibhubher)の歯磨き粉『HERBAL TOOTHPASTE』を使用したら、さてどうなるでしょう…?
パッケージ記載の『Guava』『Betel Vine』『Mangosteen Peel』の働きは?
パッケージには『Guava』『Mangosteen Peel』『Betel Vine』の文字が。
"グァバ"と"マンゴスチン・ピール"はわかるけど、"Betel Vine"ってなんだろう??
ざっくり調べてみたところによると(個人的にサクッとネットで調べただけ、ですよ。)、、、
◆『Betel』⇒コショウ科のつる性の植物で日本名は『キンマ』。
日本語でも聞いたことない植物だけど、南・東南アジアではガムのよう嗜好品として、また、マレーシアでは痛み止め的に、タイ・中国では歯痛に用いられるそう。
◆『Magosteen』の皮(Peel)⇒"抗菌・抗ウイルス・抗ガン作用"あり。
◆『Guava(グァバ)』⇒"美白作用"?
グァバには効能がたくさんありすぎて、どの効能を見込んで配合されているのか推定が難しい。。。マンゴスチンの皮には赤い色素が含まれるので、沈着を防ぐための"美白作用"かと思うのですが。。
ふむふむ、あくまでもざっくり調べただけだけど、どんな材料がなぜ使われているかをちょっと知るだけで、納得して使い始めることができます。
キョーレツな色!そして味は?
歯磨き粉の概念を覆す色! そしてザラっとしたテクスチャ。。。
実際の色は画像よりも明るめで、まさにイケない何かを思わせる色…フフフ…
とはいえ、このキョーレツな色は主にマンゴスチンの色素、それも薬効のある皮の部分!と思うと、抵抗感が薄れるものですね。
味は、甘くなくてしょっぱい浅田飴、みたいなイメージかな?
うっすら苦みがある煎じ薬みたいな感じなのですが、"塩味"が全体をまとめているので、ムリムリムリ…!と口から出したくなるほどではないです。(が、筆者は以前ハーブ入り歯磨き粉を試したことがあったからそう思えたのかも。)
初回から効果を実感。
初回の使用後の感想は、『ん?歯の表面がつるつるしてる…』!
これは明らかに実感しました。奥歯の表面を舌でなぞるとつるん!としています。
そして、口の中がスッキリ。普通のミント味の歯磨き粉とはまた違った感じの、濃い烏龍茶を飲んだ後のようなスッキリ感です。
さらに10日ほど使用を続けると、『そういえば歯茎が若干元気を取り戻してきた気が…』!!!
さすがに"劇的な改善!"とまでは行きませんが、控えめに言ってもこれまでよりも調子がいいことは実感。
いやあ~、ハーブのチカラ…すごい!
マイナスポイントもあった。
コショウ由来っぽい刺激… 口中の粘膜が!
コショウ科の『キンマ』特有のものなのか、コショウがたくさん入った料理を食べた時のようなヒーハー感が、口の中にしばらく残ります。コショウ辛いのが苦手な方にはキビシいかも。
コショウ成分のせいかは不明ですが、口の中の粘膜も剥がれました!刺激が強いのでしょうか…
茶色い色素が気になる…
歯ブラシに絞り出した時だけでなく、磨いている時のアワアワも茶色っぽい(真っ茶色ではなく、ベージュっぽい)ので、オフィスなど人目につく場所での使用ははばかられるかもしれません。
使用を重ねると歯ブラシにも茶色い色が残って、非常に見た目が悪い…
ことによると歯にも色が沈着するのでは?と恐れているのですが、10日ほどしか使用していないのでまだ何とも言えません。(色がつかないことを祈る!)
試してみる価値アリ!と思います。
日本でも、"生薬配合"とか"和漢の力"をうたった商品はあれど、アバイブーベ製品ほどハーブ感が"濃い"感じはなく、マイルドなものが多いと思います。
ハーブ製品デビューの方にはキョーレツすぎるかもしれませんが、失敗してもあきらめがつくお手頃価格だし、話のタネにもなる(?)し、一度試してみる価値ありの製品だと思います^^。
おしまいです~。