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【国内】大阪⇒名古屋| 初『ぷらっとこだま』体験記。おトクに新幹線移動でき、繁忙期も利用可能!注意点も。

2017/12/27

所用があり、新大阪⇒名古屋を移動しました。

この区間の移動手段には複数の選択肢がありますが、今回初めて『ぷらっとこだま』を利用してみたので、調べてわかったことや感想をまとめました。

 

◇『ぷらっとこだま』とは?

『JR東海ツアーズ』が販売している"新幹線移動部分のみを取り出したツアー商品"を指します。

…というと『は?』という感じかもしれませんが、乗ってしまえばフツーの新幹線チケットとなんら変わりはありません。

ただ、"ツアー"扱いなので、販売方法や利用方法が、JRの駅で購入する普通の新幹線きっぷとはちょっと異なります。

上手に使えばかなりおトクですが、普通のきっぷとどこがどう違うのかをしっかり確認してから購入しましょう。
 

『ぷらっとこだま』について、もう少し詳しく。

●販売元は、『JR東海ツアーズ』。(JR東海や東日本・西日本ではない。)

●JR通常運賃と比較すると、かなりおトクな料金設定。(東京=新大阪の場合▲3840円、新大阪=名古屋の場合▲2050円ほど安い。)

JR東海ツアーズ『ぷらっとこだま』HPはこちら。(こちらで区間ごとの代金が確認できます。)

●下記発着駅間を"こだま・指定席"で利用することができる。(極端に短い区間は除く。例:京都―新大阪など)※『こだま』は全ての新幹線駅に停まる各駅停車の新幹線の呼称です。

●発着駅は『東京』『品川』『新横浜』『静岡』『浜松』『名古屋』『京都』『新大阪』

追加料金でグリーン車利用(かなりお得)もできる

1ドリンク引換券が付いてくる。

繁忙期(GW、お盆、年末年始)も利用可能。(繁忙期料金適用)

●購入方法がちょっと複雑、指定便・指定区間以外での利用不可など、いろいろしばりがある(次項参照)。

JRでの市内移動部分は料金に含まれない。

 

◇『ぷらっとこだま』を利用する際の"やっちゃダメ・リスト"。

『ぷらっとこだま』は、利用に際して以下の制限があるので、よく検討してから購入しなければなりません。

●予約変更不可―――利用日・利用列車・利用区間の変更、禁煙席から喫煙席への設備変更等の乗車変更は一切できない。予約後の変更は、取り消し扱い。

●自由席不可(列車・座席限定)―――券面に記載された利用日、区間、指定された列車の席に限って乗車できる。他の列車や自由席の利用は不可。

●途中乗降不可―――券面に記載された区間に限って乗車できる。区間内であっても、途中乗降は一切できない。この場合、別途出発地からの乗車券、特急券が必要となる。

●乗遅不可―――乗り遅れた場合、自己都合による取り消しとなり払い戻しはできない。

要するに、クーポンの券面に書かれている通~りに利用しなきゃダメよ、ということですね。

 

◇『ぷらっとこだま』申し込み&クーポン受け取りに際しての注意。

●『ぷらっとこだま』が利用できるのは『こだま』の指定列車のみ。(指定列車のタイムテーブルはこちらへ。)

●申し込みは1ヶ月前の同じ数字の日から。

●申し込みは、インターネット・電話・JR東海ツアーズ・JTB各店で。締め切り等の概要は以下の通り。

方法 申し込み締め切り 受け取り方法 決済
電話 ●支店で受け取り 出発の2日前(休業日を除く)
●宅配の場合 出発の6日前
●JR東海ツアーズ支店
●宅配(送料350円)
クレジット
インターネット(会員登録要) 出発の5日前 宅配(送料200円) クレジット
JR東海ツアーズ支店 出発前日 店頭 クレジット・現金
JTB各店 出発前日 店頭 クレジット・現金

JR東海ツアーズやJTBの支店が近くにあれば前日まで店頭で申し込み&受け取りができるが、電話やネットでしか申し込みができない方にとっては、5~6日前が実質の締め切りとなる。

●受け取るのは『クーポン』であって『きっぷ』そのものではないので、自動改札機は通れない。(有人の改札にてクーポンを提示して新幹線駅に入る。)

 

 

◇筆者の『ぷらっとこだま』利用体験記

新大阪⇒名古屋間(通常期)を利用したときの体験記です。

新大阪⇒名古屋行きが決まったのは3日前だったので…

今回、最終的に旅程が決まったのは、出発の3日前でした。

先を急がず時間に余裕がある場合、この大阪=名古屋区間は高速バスでまったりと移動することもあるのですが、今回は連休がらみだった&午前中に到着したかったこともあり、新幹線利用に決め、運賃を調べました。

 

のぞみ指定回数券なら、6350円。チケットショップでは5800円前後。

普通にJR窓口で購入すると、乗車券&指定席特急券=6350円のこの区間。
チケットショップでチェックすると概ね5800円前後です。

うーん、もうちょっと工夫できないかな…。そういえば『こだま』だったらオトク、みたいな新幹線チケットがあったような…といろいろ検索したところ『ぷらっとこだま』に行き当たりました。

 

おや、『ぷらっとこだま』なら、4300円!

調べてみると、新大阪=名古屋間の場合、『ぷらっとこだま』の通常期料金は4300円。JR窓口購入より2050円、格安チケットより1500円おトクになります。

続いて申し込み期限や方法を調べると、この時点(出発3日前)では、『JR東海ツアーズ』か『JTB』の店舗で申し込み(購入)&クーポン受け取りをする、という選択肢しか残されていないことが判明。(電話もネットも申し込み締め切りを過ぎていました。

『JR東海ツアーズ』支店は筆者の自宅からは少し不便で、わざわざ電車賃を使って行くとおトク感が無くなるので却下。
『JTB』支店ならば、ちょうど出発前日に近くに行く用事があったので、そのついでに立ち寄ることにしました。

 

『JTB』支店にて申し込み&クーポン受け取り

出発前日、JTB支店に行って聞いてみると、希望時間帯の列車にまだ空きがあることがわかりました。余裕があったのか、座席の希望なども聞いてくれて、スムーズに購入。

↓カウンターに貼ってあった、ぷらっとこだま利用者への注意書き。
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↓受け取るのは、『クーポン』です。
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↓『ドリンク引換券』もついてくる(ビジネスユーザー取り込み策かな?)。ビールやチューハイ、追加料金を支払えばワインにも引き換えられます。
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JR在来線で新大阪へ

新大阪駅へは、JR大阪駅からひと駅在来線を利用したのですが、その部分の運賃160円は『ぷらっとこだま』には含まれていません。チケットショップで購入する回数券には、JRによる市内移動部分の運賃が含まれている場合がほとんどなので、ここの運賃が大きい場合はおトク感が薄れるかもしれませんね。

繰り返しますが、受け取るのは『きっぷ』ではなく『クーポン』なので、駅員さんのいる改札口を通る必要があります。
外国人観光客の増加に伴って、JRに限らず駅の有人改札が混雑している光景をよく見かけるので、ちょっと早めに新大阪に到着しました。

 

ドリンク引換券で飲み物入手@売店

『こだま』には車内販売がありません。また『ドリンク引換券』が使用できるのは駅の限られた売店のみです。

ゆえに、車中で飲む用のドリンクは出発前に駅で買っておかねば。(ちなみにドリンク引換券の有効期限は出発日から1ヶ月です。取っておいて後日使用するのもアリですね。)

↓一番上の目印(『ぷらっと・旅 クーポン券引換店』)が掲示してある売店で飲み物に引き換えます。
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朝だったので、淹れたてのコーヒーが飲みたかったのですが、筆者が確認した限りドトールやタリーズなどにはこの目印は見当たりませんでした。

目印がついたお店のうち、できるだけ飲み物類のバラエティが豊富そうなコンビニっぽい売店に入り、"飲むみかんドリンク(美味しかった!)"を入手。

 

無事に乗車。PC&スマホユーザーはコンセントがあるN700系がねらい目。

絶対この列車に乗る!と決まっていると、なんだかドキドキします…
指定列車の乗り逃しは許されないので、何度も正しい乗り場(ホーム番号)を確認してホームに向かい、無事乗車!
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ラッキーにもN700系車両、最前列の窓側だったのでコンセントも使えました。(コンセントが付いているのは新幹線でもN700系のみ。)
普通車両の『最前列・最後列の全座席、その他の列は窓側座席』グリーン車では全座席についています。
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なお、N700系の東京=新大阪間で提供されている無線LANサービス(wifi)に接続するには、事前に以下事業者と契約し設定を済ませておかなければなりません。

・NTTドコモ「docomo Wi-Fi」
・ソフトバンクテレコム「BBモバイルポイント」提携事業者
・UQコミュニケーションズ「UQ Wi-Fi」及び提携事業者
・NTT東日本「フレッツ・スポット」
・NTT西日本「フレッツ・スポット」

…残念ながら、筆者の加入しているWifi事業者は入っていません。普通の"フリーWifi"が提供できない理由は何なんだろう?

 

◇まとめ

 

こんな時には『ぷらっとこだま』がいいかも。

●事前に旅程が確定できる。(購入後、変更が一切できなくてもかまわない。)

●申し込みと受け取りの方法・期限に問題がない。(締め切り日、宅配or店頭での受け取りに無理がない)

●目的地までの所用時間が多少長くてもかまわない。(東京=大阪で4時間(のぞみは2時間半くらい)、名古屋=大阪で1時間15分(同55分くらい)かかる。)

●少しでも安く新幹線を利用したい。

●ドリンク引換券に魅力を感じる。(お酒好きな方は特におトク感がありそう。)

 

筆者メモ(次回以降への備忘録として)

●早く予定が決まった時向け。

●JR市内移動の運賃が含まれていないことを考慮すべし。

●前日までにJTB支店の近くに行く用事があるなど、"ついで"があれば一考すべし。

●N700系の窓側座席ならコンセントが使える。

●Wi-Fi接続は、指定事業者との契約が必要。

『のぞみ』だと50分ちょっとで着いちゃう、新大阪=名古屋。
お弁当を買っても、「急いで食べなきゃ!」みたいな感じでせわしないのですが、1時間15分ほどの『こだま』ならゆっくり味わえそう。
 
時間がかかる…をポジティブにとらえられそうな時には、『ぷらっとこだま』がいいかもしれません。
 
 
おしまい^^
 
 

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