【国内】大阪-名古屋が最安・片道1600円!安い…『名神ハイウェイバス大阪線』で約3時間、超おトクに移動。
2023/05/29
大阪-名古屋間を移動する機会がちょこちょこありました。
プライベートの所用だったので、"早く・時間通りに到着すること"を最優先する必要はなく、そのぶん交通手段の選択肢も多かったのですが、中でも"最安・片道1600円"(初回投稿時1500円)という突出したおトク感、快適性・利便性も思ったより高く、お値打ち感満載の『名神ハイウェイバス大阪線』について、40代女性・ひとり行動多しの筆者目線で体験談やプチ情報をお伝えします。
※この記事の初回投稿は2017年です。
大きな相違点については2023年5月に加筆訂正しましたが、最新の情報は公式サイト等でしっかりご確認くださいますようお願いいたします。<(_ _)>
Contents
◇大阪=名古屋・最安1600円(片道)『名神ハイウェイバス大阪線』とは?
利用にあたってざっくり調べてみると、以下のことがわかりました。
●大阪=名古屋を約3時間で結ぶ高速バス路線・13往復/日運行。
1日13往復と、かなり頻繁に発着しているので、行動予定に合った便を選びやすいです。
所用時間も約3時間とまずまず(と思う)。
時刻表・運行スケジュールは、JR東海バスのサイトや『高速バスネット』サイトの検索により確認できます。
~ちなみに~
◆大阪における乗/降車場所は、JR大阪駅以外にユニバーサルスタジオジャパンが設定されている便もありますが、この記事では"JR大阪=名古屋"の単純往復についてのみ取り上げています。
◆同じ路線を運航する夜遅い時間帯の1往復ぶんは『青春大阪ドリーム名古屋』という路線名で販売されており、料金体系や昼間運行よりも立ち寄る乗降場が多いなど運用が少し異なります。
●安心の大手バス会社による運行
『名神ハイウェイバス大阪線』は、JR東海・JR西日本・名阪近鉄の3つのバス会社により運行されている路線の名前です。
少々ややこしく感じますが、購入~利用にあたって"どこのバス会社が運航しているか"を気にかけるべき場面はほとんどありません。
長距離バスの安全運航について気になるニュースも多いので、やはり大手の会社だと安心度がUPするような気がします。
●停留所は、大阪=JR大阪or梅田駅、名古屋=新幹線口。
大阪BT(=バスターミナル)の最寄り駅は、JR大阪駅か各線梅田駅。
なので、南大阪エリアや京都・奈良方面の方は 近鉄電車 のほうが便利かもしれません。
バスターミナルは、大阪・梅田のど真ん中にあるファッションビル"ルクア"沿い(コチラのサイトが詳しいです)。
完成して数年のキレイなバスターミナルです。
かなりアクセスが良い場所で、経路さえわかっていれば、JR・地下鉄・阪急・阪神、いずれの駅からでも雨知らずで移動できると思います。
名古屋の乗降場も新幹線口を外に出てスグと、とっても便利なロケーション(マップはコチラ)。
●最もおトクな料金の確認&予約・購入は『高速バスネット』で。
先に述べた通り、『名神ハイウェイバス大阪線』は、JR東海・JR西日本・近鉄の3つのバス会社により運行されている路線なので、それぞれ個別の案内サイトが存在するのですが、
予約・購入は『高速バスネット』サイトで行う仕様になっています。
●最安料金・片道1600円は販売座席数限定の『得割』
最安1600円/片道の超お得な運賃種別は『得割』。
『特割』運賃には運行日や便によって幅があり、1600円~2800円となっています。
販売座席数に限りがあるものの、在庫(残席)さえあれば当日まで購入可能とのこと。
こども運賃の設定無し・乗車変更は一旦払戻してから再度購入の形となる(払い戻しは要手数料)などの制限はありますが、空港リムジンバスみたいな料金で大阪-名古屋間が移動できると思えば、そりゃそうでしょうよ…と頷けます。
●『特割』売切れの場合は『往復割引』がお得。(往復5,700円=片道換算2850円)
往復ともバスでも構わない場合で、特割運賃が売り切れていたら、往復割引(5700円)がおトクです。
往路利用から3日以内に復路を利用する必要がありますが、片道あたり2850円と新幹線と比較するとまだまだお得感があります。
学生さんの場合は、もうちょいお得な学生割引(片道2,600円)の設定もあるようですよ^^
『名神ハイウェイバス大阪線』レビュー in 2017年5月
※利用日からかなりの時が経過しましたが、この後のレビュー部分は2017年5月当時の記述のまま変更なく掲載しています。
①『高速バスネット』で予約
予約・購入手続きは先述の『高速バスネット』で行いました。
乗車/降車場所や乗車日を入力すると、スケジュールや運賃が一覧で表示され、希望の便や運賃種別・座席などを選んでいくだけ、とシンプルでわかりやすい手順です。
クレジットカードで支払うと、2~5%の"ネット割"が適用されるそうなのですが、筆者は少額のクレジットカード支払いが立て込むと混乱しちゃうタイプなので(お金の計算が苦手なのです…)、コンビニで現金支払い&受け取りを選択。
ちなみにこの時は、行き⇒早割1(1900円)・帰り⇒早値早得(1500円)で予約できました。往復分を同時に予約したのですが、片道ずつ別々に確認メールが届いたので、どちらかの便を取り止めたい場合でも必要なほうだけ購入することが可能です。
②コンビニでの支払い&乗車券受け取り時に注意したいこと
コンビニ決済を選んだため、ご近所のファミマへ支払い&受け取りに行きました。
ファミマの場合、ファミポートという端末で出力した支払い票をレジに持って行って、支払いと発券をしてもらうのですが、
バイトくんが、プリンタから出力されたA4用紙をキリトリ線で切り、『では、こちらがチケットですね…ありがとうございました~!』と渡してくれた紙を確認すると、『乗車券』ではなく『コンビニ控え』。。。
バイトくんの手元をずっと見ていたので、『…これって、お店の控えのほうじゃ…?』と気づき、事なきを得ることができましたが、あのまま確認せずに受け取ってバス乗車時に『これは乗車券じゃありませんよ~!』となってたら…と、ヒヤっとしました。
コンビニ発券の場合、『バス乗車券』と『取扱明細兼領収書(お客様控え)』の2種を受け取ったことをしっかり確認しましょう!
③JR大阪バスターミナル(BT)から乗車
JR大阪BTはとてもきれいでわかりやすい造りです。バスターミナルエリア全体が高架下に位置するので、到着してしまえば雨天時も傘は不要。
待合ロビーには24時間営業のファミリーマートが隣接、ロビー奥にはお手洗いもあります。ひとり旅だと荷物番をしてくれる人がいないのが難点ですが、コンビニもトイレも中型のスーツケースを引いていてもそのまま入れました(コレ大事!)。
Lucua1100(ルクア・イーレ)に沿って乗り場が設置してあるので、ルクアの営業時間内なら美味しいパンなどを仕入れたり、ランチを済ませてから乗車するのもいいなと思います。
④車内・座席は?
車両自体は、ごくフツーの空港リムジンバスのようなタイプのバスです。
この時は2×2の座席列・コンセント・飲み物ホルダー・網ポケットつき・トイレありの車両でした。(増発便などでない限り、全便でコンセントつきみたいです。)
↓ブレててごめんなさい…
スーツケースは乗車前に荷物コンテナに入れ、車内にお土産物のはいった紙袋と自分のバッグを持ち込んだのですが、車内の荷物棚は前方半分ぐらいまでしかなく、大きさも中サイズの紙袋が辛うじて置けるくらいでした。
後方座席列で隣に空席が無い場合、車内に持ち込んだ荷物はずっと膝の上に置かねばならない可能性があるので、お土産物などは予め荷物コンテナに入れるなどしたほうがいいのかもしれません。
⑤大阪を出発⇒名古屋へ
JR大阪のターミナルを出た後は、千里ニュータウン・高槻・京都深草と3つの乗車場所に立ち寄るので、空席への移動は京都深草を出た後に!
途中、甲南パーキングエリアで15分弱の休憩が入ります。
↓甲南…甲賀流忍者の里、らしいです。あは。
↓小規模なPAで、これといっておススメは無し^^;…が、里山の景色に癒されます~!
⑥名古屋に到着!
3時間ほどの乗車で名古屋の新幹線口にあっさり到着。新幹線口近辺には多くの飲食店があるので、お食事時に到着しても困りません^^
ちなみに筆者おススメは、バス乗り場真下にある『エスカ地下街』。名古屋名物が網羅されていて楽しいですよ~!
⑦復路:名古屋⇒大阪へ
基本的には大阪からの時と変わりません。(途中休憩ポイントも『甲南PA』で行きと同じでした。)
名古屋のバスターミナル内には、バス利用者用のお手洗いがありません!ゆえに、バスターミナル到着までにお手洗いを探して(タカシマヤ内とか)済ませておくのがポイント?です。
また、名古屋からの出発時には他の乗車ポイントに立ち寄らないので、空席があれば移動しても大丈夫みたいです(筆者利用時は、親切なドライバーさんが『ご自由に空席へ』とアナウンスしてくれました^^)。
のんびり景色を眺めながらゆったり気軽に移動。おススメです!
大阪=名古屋を結ぶ高速バス『名神ハイウェイバス大阪線』について、いかがでしたか?
この区間を移動するとき、ぱっと頭に浮かぶのは新幹線ですが、時間に余裕があるときには、車窓からの景色を眺めつつ・ちょっとそこまでという気軽さで・のんびり移動できるバスの旅もなかなかいいものですよ^^
旅のご参考になれば嬉しいです。
おしまいです^^