【タイ・バンコク】中華街(チャイナタウン)への行き方や雰囲気、見つかるものなど。
2017/12/29
中華街(チャイナ・タウン)。
そう聞くと、派手で雑多でちょっと怪しげ、しかし密かに心躍る…という印象を抱くのは、筆者だけではないと思います。
そんな好奇心そそるチャイナ・タウン、バンコクのそれは世界最大級なのだとか。となると、当然行ってみなくちゃ!ですが、
なんだか駅から離れてて行きにくそう…
迷っちゃうかも…
ひとりでご飯に困らないかな…
と、
長らく逡巡していた筆者。
ですがある日、偶然にもタイ人のお友達が連れてってくれたのをきっかけに、今では訪タイのたびに欠かさず訪れるスポットのひとつとなりました。
この記事では、そんなチャイナ・タウンinバンコクについて、いいとこ&困ったとこ、公共交通機関を利用しての行き方をまとめました。
Contents
チャイナ・タウンの困ったところ
正直言って、万人向けとは言えないチャイナ・タウン。
その理由は、、、
*公共交通機関だとちょっと行きにくい
*場所によっては満員電車並みに混んでる
*その混み混みな細道を重く大きな台車を引いてる人もいたりしてプチ怪我リスク高し
*大通りの排ガスがすごい
*G(ゴ○○○)との遭遇率が高い
*大雨の場合、どこかの店に逃げ込むしかない
*見ようによってはグロテスクな食材(鶏の足とか)を見かけたりする
*トイレに困る
*ひとりご飯の選択肢が少ない
チャイナタウンの目抜き通り「ヤワラー通り」を歩くだけなら、歩道に少々歩きにくい場所があるものの、広い道路が開放的でそこまで苦痛ではないのですが、それだけではチャイナタウンの面白さは感じられないかと思います。
ゆえに、ヤワラー通りと並行して走る小道にあるサンペーン・レーン市場など、ちまちまちま~~っ!と肩を並べあって立ち並ぶ商店街へと攻め込むのですが、このあたりの混み具合と言ったら…ハンパありません。
ということで、筆者は興味の対象のみを効率的に見て回るコースを決め、極力混雑を避けるようにしています。
バンコクの中華街(チャイナ・タウン)、こんな方におススメです!
ネガティブなことばかり並べてしまいましたが、それを上回るオモシロさがあるのもチャイナ・タウンです。
世界のチャイナ・タウンの中には(語れるほどではないけど^^;)、えっ?これで終わり…?と拍子抜けするところもありますが、バンコクのは規模も雰囲気も、これぞザ・中華街! 異国の中にある異国文化に、ココはタイ…だよね?と不思議な感覚にとらわれること請け合いです。
『チャイナ・タウン』と聞くと行ってみたくなる方には文句なくおススメですが、そこまで魅力を感じなくても、以下のようなものにご興味がある方は、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。掘り出し物が見つかるかもしれません。
チャイナ・タウンで見つかる主なアイテム
●食品・食材
・中国茶(菊花茶・烏龍茶など、豊富)
・ナッツ(カシュー・アーモンド・ピーナッツ・くるみ・なつめなど)
・天津甘栗
・スパイス(八角・シナモン・コショウ・カルダモン・コリアンダーなどいろいろ)
・調味料
・乾物(干しエビ・ホタテ・ふかひれ・貝柱など)
・お菓子
・ロースト・ダックやソーセージ(サラミっぽいの)など
・ストリート・フード各種
●雑貨
・電池で動く小さな電化製品
・おもちゃ
●ファッション雑貨(かなりキッチュ)
・アクセサリー(ピアスなど)
・ヘア・アクセサリー
●手芸・ハンドメイド用品
・ビーズ
・各種パーツ
・スワロフスキーっぽいキラキラ素材
・レース
・リボン
・服飾装飾品
・舞台衣装・各種コスチューム素材
・布・生地(コットン・ニット・化繊・リネン等)
・クッション中綿
●包装・梱包素材
・袋モノ(透明の商品入れ・布製きんちゃく袋など)
・容器
・梱包資材
以上、思いつく限り挙げてみたのですが、他にもまだまだ面白いものが発掘できるかもしれません。
手芸好きな方・中華系の料理に興味がある方・小売業をされている方、また、フォトジェニックなポイントが多数あるので写真好きな方にもおススメです。
バンコクのチャイナ・タウン、公共交通機関を利用しての行き方
2017年秋現在、チャイナ・タウンの最寄り駅はMRTフアランポーン駅。そこから徒歩で10分ほどで中心部に到着します。(MRTの延伸工事を行っており、将来的にはチャイナタウン中心部に駅ができる予定!)
↓MRTフアランポーン駅・1番出口からのチャイナ・タウンへの道順。タイ人の友人曰く『この道が一番早い』んですって。
道のりを画像で。(日進月歩で進化中のバンコクの街、状況が変わっている場合があることをご了承ください。)
↓フアランポーン駅1番出口を背にして歩く
↓緩やかに左に曲がってすぐ見えてくる大通りを抜けて川向こうに渡る。車が多い大きな通りなので充分気を付けて!このあたりは大規模な工事中なので、ルートや景色がコロコロ変わる、ということをお含みおきください。
↓渡りきると3本に道別れしているが、道なりに一番左の道を行く
↓一番左の道の入り口付近。単車二人乗りのカップル(?)が向かっている方向に進む。
↓ざるやホウキを売るひっそりした店や屋台がある静かな通りをしばらく歩くと右手に白と金の本堂があるお寺(ワット・トライ・ミット)が見えてくるので中に入る
↓お寺に入ったら、左斜め奥の出口目指して境内を通り抜ける
↓境内を抜ける前にお手洗いあり。(一旦中心部に出ると、トイレ探しがやっかいなので済ませておくとよいです。ちなみにトイレットペーパーはありません)
↓お寺の出口付近。土産物やフルーツ屋台がある。
↓お寺を出たら目の前にある大通りを渡る。(車が多いので注意!)渡りきったところに病院がある。
↓渡りきったら、右方向へ。赤いお寺を左に見ながら通り過ぎれば正解。ここまでくればあとは道なりに先へと進めば中心部に出ます。
どんな場所も行ってみなければわからないものですが、ことバンコクのチャイナタウンについては、『どう?行くべき?』と聞かれれば『とにかく行ってみて!』と答えるしかない、といった感じです。
筆者の場合、そぞろ歩きしているだけで好奇心を刺激するものが1m置きに見つかって、なかなか先に進めないのですが、何度かのチャイナタウン行きを重ねて、興味の対象であるハンドメイド素材や布もの・中華系食材を中心に、効率的に見て回るコースがだいたい決まってきました。その定番コースについては、こちらの別記事にまとめていますので、どうぞご覧ください^^。
おしまいです~