【タイ・バンコク】食べてみた!| ナゾの真っ黒ゼリー@屋台。モーレツに甘いシロップ!が、実はめっちゃ身体に良い!でハマるの巻。
2017/12/29
屋台パラダイス、バンコク♪
バンコクの街を歩いていると、あちこちで見かける屋台。
初めてのバンコクでは、右を向いても左を向いても…なその存在に圧倒されるばかりで、ごく普通のおかず屋台くらいしかトライできなかったのですが、バンコク行きを重ねて勝手がわかってくると『アレは何?コレは?』といろいろ試したくなってきます。
ナゾの黒いゼリー屋台にロック・オン!
何度目かのバンコクで初めて目に留まった、"ナゾのブラック・ゼリー屋台"
『食べ物じゃない何かかもしれぬ』という疑いを薄っすら持ちつつ、近づいてみたこの屋台。
よくよくパッケージを見ると、中央の桃太郎のタロウ部をダイヤにチェンジしたみたいな商標、その右下には葉っぱみたいな絵…
勇気を出してひとつ頼んでみると、カップに入れて&ストローをさして『食べ物の体』で提供してくれました。
ホッ…
恐る恐る口にしてみると、、、OMG、これは甘い!めっちゃ甘いシロップが歯間にきゅんと染み入ります。
気になるブラック・ゼリーを嚙んでみると、なんだか"浅田飴ゼリー版"のような、うっすら苦さがある薬草めいたカメゼリーっぽいお味。
食感は、ゼラチンほどねっとりプルプルしていなく、寒天ほどゴリっホロっとしておらず。この食感は好き!
しかし、そのあまりの甘さに最後まで食べきれませんでした…
調べてみると、その正体は…
気になったので、以前バンコクで数年働いていた後輩ちゃんに『こんなの食べたんだけど、これ何~?』とラインで画像を送って質問をぶつけてみました。その答えは、、、
『ああ、仙草ゼリーですね!大好きです、私!』
なぬ?仙草ゼリーとな?
実はめっちゃカラダに良い『仙草ゼリー』!
日本語でその正体がわかれば、あとは話が早い。
材料となる"仙草"を調べると、『暑気あたり、喉の渇き、熱毒に効用あり』『糖尿病、高血圧、風邪、関節炎、筋肉痛に対する治療効果があるとも言われる』・・・めっちゃカラダに良さそう!&暑いタイの気候にも合ってる。
この仙草、そもそもは中国や台湾で薬効ある食材として長く用いられてきたもののよう。タイ、特にバンコクで多く見受けられる中国系の方々によって持ち込まれたのかと想像されます。
スーパーでも入手可能
そうと知ると、『もう一度食べたい…』という思いがむくむくと湧いてきました。
発見した屋台はオウチから離れていたので、近くで探せないか…と目を配っていると、ありました。フツーにスーパーに。。。
いままで探したことがなかったため、売っていることを知らなかっただけで、いつも行くBIG Cの食品売り場に。
スーパーで見つけたものは、画像のような袋入りでなくちっこいバケツ型の容器に入っていたり、小袋に分かれていたりとちょっと違うパッケージではありましたが、味は変わらず(というより違いが語れるほど食べ慣れてないだけかも)。
タイのスーパーのコーナー区分?は、ちょっと筆者の感覚とズレていて、なぜかありそうな"ゼリーなどのデザートコーナー"ではなく"ドレッシングなど"のコーナーに置いてありました。もし探されることがあれば、ご参考までに。
どういう味かわかって食べれば、けっこう美味しくて、なんかカラダによさげなことも手伝って、バンコク滞在の際には冷蔵庫に常備するようになった仙草ゼリーでした^^
おしまいです~。
タイ行ったらこれ食べよう!: 地元っ子、旅のリピーターに聞きました。